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【社員密着】埼玉から対馬へ。気づけば島の暮らしを支える仕事になっていた

「おはようございます!」
いつも通り車に乗り込み、今日も現場へ向かいます。

マンホールの蓋を開けて浄化槽を点検し、水の状態を確認する。
そんな一日が始まります。

私は対馬ビルサービスで浄化槽管理士として働いている井上 拓也です。
埼玉県から対馬へ移住して、気づけばもう何年も経ちました。

社員密着 井上拓也

やりたいことが決まっていたわけじゃなかった

僕は対馬出身ではありません。
埼玉県吉見町の出身です。

対馬へ来たのは2017年。
きっかけは社長からの誘いでした。

「対馬で仕事せんか?」
そんな声をかけてもらったんです。

当時は埼玉で駐車場の保守管理の仕事をしていました。
でも、このまま同じ毎日を続けていていいのかな。
そんな気持ちもどこかにありました。

だから誘われた時は、「いい機会かな」と思って、割と即決でした。

それまで、対馬には、一度も来たことがありませんでした。
正直、どこにあるのかもよく知りませんでした。
それでも不安はなかったんです。

「とりあえず行ってみよう」
そんな感じでした。

特別な夢があったわけでもありません。
ただ、新しい環境に飛び込んでみようと思った。
それが今につながっています。

見えないところで当たり前の生活を支える

最初は、設備の仕事や消防設備点検など、いろいろな仕事を経験しました。

その中で取得したのが「浄化槽管理士」という国家資格です。
浄化槽管理士とは、家庭や施設から出る排水をきれいにする設備を管理する資格です。

前任者から仕事を引き継ぎ、今では主な担当になりました。

社員密着 井上拓也 Phk

普段は一日に10件ほど現場を回ります。

点検だけではありません。
トイレの詰まり。
水漏れ。
設備の不具合。

何かあれば駆けつけます。

浄化槽は、普段ほとんど目にすることがありません。
でも、もし故障したら生活に大きな影響が出ます。
だから定期的な点検が欠かせません。

pHを測ったり、透視度計という器具で水の透明度を確認したり。
地道な作業の積み重ねです。

まさにライフラインを支える仕事。
誰かがやらないといけない仕事です。
そして、その多くは見えない場所で行われています。

緊急対応もある。だから点検が大事

時には休日や夜間の対応もあります。

水中ポンプに異物が詰まったり、施設でトラブルが発生したり。
そんな時は緊急出動です。

博物館の大型浄化槽を点検した時もそうでした。
水位が高くなっている。
原因を調べると、フロートスイッチという部品の故障が疑われました。

ひとつひとつ確認しながら対応していく。
無事に原因を見つけて解決できた時はホッとします。

問題が起きてから対応するだけではありません。
問題が起きないようにする。

そのための点検です。
だから責任もあります。
でも、その分やりがいも大きい仕事です。

「対馬の人の役に立っている」が一番のやりがい

私がこの仕事を続けている理由。

それはやっぱり、
「対馬に住んでる人の役に立ってる仕事をしている」
という気持ちです。

普段は目立ちません。
感謝される機会も多くはありません。

でも、この仕事がなければ生活は成り立たない。
そう思うと誇りを感じます。
地域に密着した仕事だからこそ、自分の仕事が誰かの暮らしにつながっていることを実感できます。

対馬の自然を眺めながら現場へ向かう時間も好きです。
海が見える現場。
山に囲まれた現場。
対馬ならではの景色があります。

支えてくれる仲間がいる

対馬ビルサービスの雰囲気を一言で言うと、「賑やか」です。
みんな同じ目線で仕事をしている。
そんな感覚があります。

今回の密着動画では、社長や仲間たちが僕について話してくれました。

社長は、
「夜の緊急対応もこそっと行ってくれている」
と言ってくれました。

事務員さんは、
「いつも返事がいい。機嫌がいい悪いがない」
と言ってくれました。

先輩は、
「真面目で、一生懸命で、素直」
と言ってくれました。

正直、少し照れくさいです。

でも、そうやって見てくれている人がいるのは嬉しいですね。

技術は後から身につきます。
でも、素直さや挑戦する気持ちは大切だと思います。
私自身もそうやって育ててもらいました。

家族との時間も大切にしながら

休みの日は子どもと出かけることが多いです。
趣味を聞かれると困るんですが(笑)
今は家族との時間が一番大事かもしれません。

埼玉から対馬へ。
まさかこんな人生になるとは思っていませんでした。

でも今振り返ると、
あの時思い切って飛び込んで良かったと思います。

もし今、
「やりたいことが特にない」
「何の仕事が向いているかわからない」
そんな人がいたとしても大丈夫です。

僕もそうでした。

まずは一歩踏み出してみる。
そこから見えてくるものもあると思います。

動画でもご覧いただけます。
文章だけでは伝わりきらない”リアルな空気感”があります。
ぜひ動画もご覧ください。