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【研修報告】SDGs体験型ワークショップ 〜地域創生のヒントを探る〜

こんにちは!波多 修次郎、ニックネーム「ジロー」です。

人口減少や地域課題に直面する対馬を、もっと元気にしたい。
そんな想いから、「SDGs体験型ワークショップ〜地域創生〜」を開催しました。

開催日は 2025年11月15日
会場は、島内の学びと交流の拠点である 対馬市交流センター

大阪のNNA株式会社さんとの共同開催です。

そして、私は今回、
イベントの司会 という大役を任されました。

正直に言うと——
緊張と不安でいっぱいでした。

大阪から来てくださったNNA株式会社の佐藤大将さん、
そして講師のTETAU代表・山本賢さんとともに、
前日は、夜遅くまで当日の進行や意図を打ち合わせ。

「うまく回せるかな…」
「自分が司会で迷惑をかけないかな…」

そんな気持ちがずっと頭の中にありました。

でも、NNAの皆さんや山本さんが、
「大丈夫、ジローちゃんならできるよ」
と声をかけてくださったおかげで、
「良い場をつくりたい」という気持ちが次第に大きくなりました。

和歌山から山本賢さんをお迎えし、地域づくりを学ぶ

今回の講師は、和歌山で地域課題と向き合い続ける
TETAU代表・山本賢さん

地域の子どもを巻き込んだワークショップや、
住民が主体になって動き出す仕組みづくりなど、
山本さんが各地で実践されている事例は、どれも“地域が前に進む力”にあふれていました。

参加者の皆さんの表情がどんどん変わっていくのを、司会席から見ていて本当にうれしくなりました。

対話とワークを通じて「自分たちにできる一歩」を考える

今回特に印象的だったのが、
対話のフォークダンス
ツリー型の自己分析ワーク

年代も立場も違う人が集まっているのに、
対話が進むほどに“距離が近くなる”のが感じられました。

「対馬は、もっとひとつになれる」
「上対馬と下対馬の分断を越えていきたい」
「子どもたちのためにできることを考えたい」

そんな声が次々と生まれ、
島の未来に本気で向き合う場になったと、実感しました。

世代を越えて広がる“対馬の未来づくり”

今回、初めて参加した若手スタッフからは、

「話すのが得意ではないけれど、みんなが聴いてくれて嬉しかった。」
「普段話せない人の意見が聞けてよかった。」

という声もあり、安心して話せる場が成長のきっかけになることを再確認しました。

人が話し、つながり、共感する。
その積み重ねが、地域を元気にする。

今回の学びは、司会を務めた自分自身にとっても大きな財産です。

参加してくださった皆さま、
そしてNNA株式会社の皆さん、山本さん、
本当にありがとうございました。

また次回、皆さんと一緒に学べるのを楽しみにしています。

開催の詳細はこちらの開催案内をご覧ください。