日野 泰孝

多忙な毎日を送り、「このままでは子どもの成長が見られない」と転職を決意。未経験からのスタート。

私は福岡県出身で、もともとは自衛隊に所属していました。その後、父が経営する果樹園を手伝うようになり、会社員と兼業で農業に従事。父が亡くなった後は、後を継いで頑張ったのですが、経営難で果樹園を断念しました。その後、就職して農業関係の会社で営業をしていたのですが、ほとんど休みのない状態でした。当時は結婚して子どもが小さいころで、「このままでは子どもの成長が見られない」と思い、別業種への転職を決意しました。

対馬ビルサービスにご縁があり、2016年に入社しました。福岡営業所に勤務し、エレベーターの保守・点検を行っています。全く違う業界から入ったので、入社当初は知識も技術も全くない状態でした。それでも研修や先輩のフォローのおかげで、プロとして一人立ちできています。未経験の人も心配せず、チャレンジしてほしいと思います。

2017年の九州北部豪雨で実家が被災。あたりまえの日常を守るために誓ったミッションは、「安心・安全」

2017年、私の故郷が九州北部豪雨により大きな被害を受けました。あたりまえの日常が壊れる様子に直面し、自らの使命についてあらためて考えました。そして、お客さまの「安心・安全」を守ることだと再認識し、肝に銘じています。
エレベーターの保守は、お客様に直接接することが少ない仕事です。だからこそ、本来の目的であるお客様の安心と安全を忘れてはいけないと思います。

仕事をしていてうれしいのは、故障したとき、どうしてそうなったのか原因を探求し、解決したときです。先輩には「マイペースだけど、わからないところはわかるまで追求する」という点を褒められます。新人に同じようなタイプの人がいたら、私の存在が励みになるのではと思います。

目指すは九州地区のナンバーワン！ 家族との時間もできて充実した日々を送っています。

代理店として心掛けているのは、エレベーターメーカー様が提供するマニュアル通りの運用をすること。決められた作業が何のためにあるか、本質を見失わないためにも大切なことです。契約しているエレベーターメーカー様からは、「対馬さんなら大丈夫」と信頼していただいています。今後の目標は九州地区の代理店として、ナンバーワンを目指すことです。

仕事と同時に、家族との時間も充実しています。前職は、決まった休みがなかったのですが、今は週２日休日があり、子どもたちが成長する姿を間近に見ることができています。それは本当にうれしいことですね。土曜日が仕事の場合は、代休を平日に取ることもできるので、そのときは一人の時間を楽しみます。

対馬ビルサービスは、人間関係も円満。福岡営業所は離れた拠点ですが、新年会など節目には対馬の本社に集まり、友好を深めます。対馬は海がきれいで魚がおいしい。歴史的な場所が面白い。国境の島なので歴史や文化の話が豊富と、飽きない場所です。特に釣りが好きな人には最高だと思います。